nuiguruminzu’s diary

ペンギンジュエリー(その他もいるよ)

サファイアとシルバーのリング

 こんにちは『ぬいぐるみん』のダモです。

 

 前回新シリーズのお話をしたのですが、9月に入ったので先に9月の誕生石サファイアのお話をします。本日はサファイアとシルバーを使ったリングの紹介とお手入れの仕方のお話です。

 

 まず初めにシルバーとサファイアのリングのご紹介♪

 

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 幅3ミリのシルバー950(高品位)に直径1.5ミリのブルーサファイアをあしらった、シンプルながらも美しいリング。

 彫り留めという彫金技法を使っているので引っかかる心配もなく、普段使いにピッタリなデザインです。

 

 リングの詳細情報やご購入はミンネからお願いいたします。

 

ミンネ↓

1粒サファイアの平打ちシルバー刻印リング 

 

https://minne.com/items/37697726

   

    お手入れの前にまずはサファイアと石について少し説明をします。

 

 まず最初に、『サファイア』『サファイヤ』どちらが正しい読み方でしょうか?これは『サファイア』が正しい表記です。発音する時にアがヤに聞こえて、サファイヤという表記も出てきたらしいです。(豆知識)

 

 さて本題へ。サファイアのモース硬度は9。靱性という特性を持ち劈開がありません(つまり衝撃で割れにくい)。日常使いするアクセサリーにはとても向いています。また熱や薬品に対しても未処理石や加熱処理(調色と言って熱を加えて綺麗な色に変えます)石は強いです。

 

 余談ですがサファイアとルビーは基本的に同じ石です。赤だけがルビーと呼ばれその他の色(青とかピンク等)はサファイアと呼ばれます。

 

 但しサファイアにも充填処理(ヒビ割れに対して行われる)があります。処理した部分は熱や薬品に対してとても弱くなってます。充填処理が行われているかいないかでお手入れ方法も変わります。

 

 ではお手元のサファイアが処理されているのかいないのか?確かな事は鑑別書を確認しないと分かりません。そして鑑別には発行してもらうだけで数千円の費用がかかります。そこに経費もかかることになります。高級品でない限り鑑別書はありません。つまり処理されている可能性を否定できません。

 

 という訳で、ここでは処理されていても大丈夫なお手入れをご紹介します。

 

 まずは禁止事項。

充填処理は熱や酸に弱いです。スチームクリーナーや超音波洗浄機はご使用にならないで下さい。

 

 では具体的なお手入れ方法と保管方法

 

①乾いた柔らかい布でシルバーと石を優しく拭いて汚れをおとす。

 

②人肌程度のぬるま湯と中性洗剤を使って汚れを落とす。筆等を使うと隙間の汚れも落とせます。

 

ここまでが日常のお手入れです。次に汚れではなく銀が黒く変色した場合です。

 

③シルバークロスやシルバークリーナーで黒ずみを落として②の方法で研磨剤等の汚れを落とします。注意したいのは研磨剤のついたもので落とすことです。

 液状のシルバークリーナーは石につかない様にしてください。充填部にダメージを与える可能性があります。

 

④保管方法

 チャック付きの袋に入れて保管する事でシルバーこ変色を遅らせられます。

 また1つの袋に1つのアクセサリーを入れてください。まとめて袋に入れるとアクセサリー同士が当たりキズが付く事があります。

 

 以上が基本的なお手入れ方法と保管方法になります。

 

 本日もここまでお読みくださりありがとうございました。また来週お会いしましょう。