nuiguruminzu’s diary

ペンギンジュエリー(その他もいるよ)

金属アレルギー なりやすい物となりにくい物

 こんにちは『ぬいぐるみんず』の『ダモ』です。本日も暑いですね、熱中症にならないように気をつけましょう。

 

 今回で金属アレルギーのお話は3回目となります。今回は金属アレルギーになりやすい物となりにくい物をテーマとして取り上げていきます。

 

 まず、金属アレルギーにならない物として、非金属、つまり樹脂があります。これは金属アレルギーにはなりません。って、そんなの当たり前という話ですが、実はこれ、最終手段です。

 

 お話を戻して、以前のお話で金属イオンが汗等に溶けるというお話をしました。ここは重要で、つまり溶けやすい物と溶けにくい物があると言う事です。

 

 金属として安定していて、溶けにくい物が金属アレルギーになりにくい物となります。ニッケル、コバルト、クロムが金属アレルギーになりやすい金属と言われています。またなりにくい金属としては、純金、純プラチナ、純銀、純チタン、サージカルステンレス等があります。

 

 アレルギーになりやすい金属としてニッケルが出てきましたね。このニッケル、実はかなり身近に使われています。身の回りある銀色のメッキ品は、かなりの高確率でニッケルメッキです。ベルトのバックルやズボンの金具等、あとは500円玉等もニッケルです。

 

 光沢がよく出るので、とても人気物です。そのせいか、年齢を重ねれば重なるほど、症状に自覚はなくても、アレルギーテストでは反応が出る人がいらっしゃるとの事です。そこで今回はニッケルに焦点を当ててお話をしていきます。

 

 ニッケルは単体として、又はメッキとして皆様の周りに多く出回っています。硬貨等の様に常に体に触れていないものであれば、汗に溶けて体に染み込む事は少ないかもしれません。しかし、アクセサリーとして肌に身に着けていると体に染み込む量と機会が上昇します。つまりニッケルを使用したアクセサリーは使用しない方が良いという事です。特にピアスは皮膚が薄い為、溶けたイオンが体内に侵入しやすいです。個人的にはニッケルを使用したピアスは全くオススメ致しません。

 

    ヨーロッパでは以前からアクセサリーにニッケルを使用する事は禁止されています。残念ながら日本では禁止されていません。また、ヨーロッパ以外の国からパーツ等を輸入すれば当然使用されている事はあります。

 

   大規模で優良なメーカーさんであれば、おそらく使用してはいないと思います。しかし不安な方は、特にピアス等、購入される方は購入前に、ニッケルが不使用である事をお尋ねするようオススメ致します。又、大きなメーカーさんでなければ特にしっかり聞く事が大事だと思います。

 

 今回のお話は大分長くなってしまったので、ここで一度区切ろうと思います。何故聞く事が大切なのか?それを次回は書いていきます。

ここまでお読み頂き有難うございました。