nuiguruminzu’s diary

ペンギンジュエリー(その他もいるよ)

金属アレルギーのメカニズム

 こんにちは『ぬいぐるみんず』の『ダモ』です。

 

 今回は金属アレルギーの2回目の記事です。

金属アレルギーはどうしてなるのか?という理由を説明していきます。

 

 まず始めに、アレルギーってなに?についてです。アレルギーとは、普段病気等から私達を守ってくれている免疫が、なんらかの原因で異常を起こし、正常な細胞を攻撃する事で、発疹やくしゃみ等の症状を引き起こす事です。

 

 金属アレルギーはⅣ型と呼ばれるアレルギーの1つです。遅延型等と言われています。この先は抗体とか免疫のお話になります。詳しく知りたい方は『アレルギー』『型』と検索すると色々出てきます。見てみて下さいませ。

 

 では金属アレルギーはどうして起こるのか?

①水分や汗に金属イオンが溶け込む

②溶けた金属イオンが体内に入る

③イオンが体内にあるタンパク質と結合し、新たなタンパク質が出来る。

④新たなタンパク質が異常なものと体が判断して免疫細胞が攻撃をする(異常と判断されるかが運となってきます。)

⑤発疹や痒み等のアレルギー症状が現れる

 

 大まかにですが以上のルートで金属アレルギーとなります。悲しい事に一度体が異常なものと判断してしまうと、次からも異常として判断されてしまいます。

 

 ④の運というところの補足です。異常と判断されるかどうかはルーレットで抽選される様なイメージです。ここで運と言っているのは、厳密に言えば金属アレルギーにならない金属は無いからです。

 ただし、金属の種類によって確率が変わります。ここがちょっとしたポイントとなります。

①の水や汗に金属イオンが溶けるというところです。溶けやすい金属と溶けにくい金属があります。 つまりなりやすい金属となりにくい金属があるという事です。

 

 次回はアレルギーになりやすい金属、なりにくい金属についてや、誤解しがちな事について話していく予定です。

 

    今日もここまでお読み下さりありがとうございました。次回の金属アレルギー編ではどんな金属がなりやすいのか?という事に触れていきたいと思います。